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ミクシィが子育ての課題解決を支援する「みてね基金」を設立

ミクシィが「みてね基金」設立 新型コロナによる子育ての課題解決を支援

ミクシィは13日、子育ての課題解決を支援することを目的に同社が提供する家族向け写真・動画共有アプリ「みてね」の名から取った「みてね基金」を設立したと発表した。同日より第一期の応募を受け付けている。

基金の設立は、笠原健治ミクシィ取締役会長の寄付金を原資としており、団体への活動資金提供のほかに、団体の活動内容を「みてね」の利用者に紹介することで、社会課題そのものや団体とその取り組みの認知向上を目指すとしている。

支援の対象としては、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)で掲げられた「2030年までに世界が達成すべき17の目標」を参考に、(1)病気(難病・障害)、(2)教育(児童養護・教育格差)、(3)貧困(経済的な貧困)、(4)出産(不妊・妊活・妊娠中および産後)、(5)虐待(虐待防止)の、子どもや家族に関わる5つの領域を設定している。

第一期の公募では、その中でも新型コロナウイルスの影響を受けて困りごとが生じていたり、より困難な状況に追い込まれていたりする子どもやその家族に対して支援活動を行う団体に、対象を絞って実施する。

写真・動画共有アプリ「みてね」は、親が撮影した子どもの写真や動画を、祖父母や親戚など招待した相手だけに簡単に共有することができるアプリで、現在海外を含め700万人以上の利用者がいる。

画像提供:ミクシィ