トヨタ、AI研究ベンチャーに10億円出資と発表

トヨタ自動車は17日、ディープラーニングなどの人工知能(AI)技術開発ベンチャー企業のプリファード・ネットワークス(PFN、東京都文京区)とモビリティ事業分野におけるAI技術の共同研究開発を進めることで、PFNに10億円を出資すると発表した。12月30日付けでPFNが第三者割当増資により発行する株式を引き受ける。

PFNはAI研究開発ベンチャー企業。2014年10月にNTTと資本業務提携、2015年6月にパナソニックと業務提携、8月に工作機械大手ファナックと資本提携を進め、日本の大手メーカーからの期待が集まっている。

トヨタは今年11月6日に米国シリコンバレーにAI技術の研究開発の拠点となる新会社を設立し、5年間で10億ドルを投資すると発表した。しかし競合他社や自動運転におけるAI研究企業の動きからはやや出遅れた状況だったため、PFN出資と共同研究開発により巻き返しを図る。

また2016年1月の全米家電協会主催のCES(Consumer Electronics Show)で、PFNの技術を用いて、自動車がぶつからず運転する「分散機械学習のデモンストレーション」を披露する予定。

(写真はイメージ)

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