トヨタ博物館が常設展リニューアルオープン

1989年に設立されたトヨタ博物館(愛知県長久手市)が5日、一部リニューアルオープンし、自動車技術の発展やデザインの推移を時代を追って比較して、世界の車を一望できるようになった。2019年の開館30周年に向けて、段階的に常設展のリニューアルを実施していくその第一歩となる。

同館はトヨタ自動車の文化施設。世界の車約160台を中心に、自動車の誕生以来の歴史を展示している。今回のリニューアルにより、時代ごとに世界の車を一望できるようにしたほか、新たに文化展示エリアで車に関わる書籍やポスターなどのコレクションも展示される。カフェも「ミュージアムカフェ CARS & BOOKS(カーズンブックス)」として新装オープンし、自動車博物館ならではのこだわりとして、写真集やアートブック、小説やマンガなど自動車に関する書籍が設置され、「仲間とクルマを語り合える空間」を目指す。

また、講演会や学芸トーク、学芸スタッフによるガイドツアー、工作教室など関連イベントも行われ、3月には、戦前に日本の道路を走っていた自動車の走行披露も開催される。

トヨタ博物館ホームページ:http://www.toyota.co.jp/Museum

画像提供:トヨタ自動車

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