高齢化社会白書 仕事を継続したい高齢者44.9%、1位は日本

2016年版の高齢社会白書によると、日本の総人口は2015年10月現在、1億2711万人、65歳以上の高齢者人口は3392万人で26.7%となり、過去最高を更新した。

2060年には、2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上となると推定している。2015年は高齢者1人を現役世代2.3人が支えていたが、2060年には高齢者1人を現役世代1.3人で支える社会が到来する。

現在の平均寿命は、男性が80.50年、女性86.63年だが、2060年には男性84.19年、女性90.93歳となり、女性の平均寿命は90年を超える見込み。

仕事については、収入を伴う仕事をしたい(続けたい)とする高齢者の割合は、日本が44.9%と最も多く、アメリカ 39.4%、スウェーデン 36.6%、ドイツ 22.7%と続いている。収入を伴う仕事をしたい(続けたい)理由として、日本とアメリカは「収入が欲しいから」、ドイツとスウェーデンは「仕事そのものが面白いから、自分の活力になるから」と回答する割合が多く、仕事に求めるものの違いが表れている。

 
(写真はイメージ)

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