グーグル 相乗りサービスをサンフランシスコで開始

米グーグルが、サンフランシスコのベイエリアで自動車相乗りサービスの試験プログラムを開始すると、フォーブスが報じた。

同社の「ウェイズマップス」部門が実施するサービスは、相乗りしたい利用者の目的地と、空席のある自家用車の運転者の走行ルートを把握し、両者をマッチングするサービス。乗客は安く現地に着くことができ、ドライバーはガソリン代などを賄えるだけの運賃を受け取れる。まずは通勤に限定する。

米国ではこの手のサービスはすでに盛んで、リフト(Lyft)やウーバー(Uber)などが先行しており、グーグルがその後を追う形だ。リフトによるとアメリカ人の76%は一人で自動車通勤しており、ベイエリアでは1年間に75時間は渋滞に巻き込まれているという。

同社は2013年にウーバーに2億5000万ドルを投資している一方で、自動走行運転技術開発にとどめ、ウーバー同様のサービスはウェイズを使って推進しようとしている。
ウェイズは2013年に同社が買収したイスラエル企業。昨年7月にイスラエルのテルアビブで同サービスを開始し、昨年秋からグーグル社員限定でサンフランシスコでも実験を行っていた。

グーグル 相乗りサービスをサンフランシスコで開始
グーグル 相乗りサービスをサンフランシスコで開始
グーグル 相乗りサービスをサンフランシスコで開始
[画像提供:WAZE]

 
(冒頭写真はイメージ)

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