夢の力 「ホンダジェット」が日本に初飛来

 米国でホンダが開発してきた小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」が4月23日午後、初めて日本に飛来して羽田空港に着陸し、公開された。今後、日本と欧州の各地など13カ国以上を訪れ、総計4万8000kmを超えるワールドツアーでのデモンストレーション飛行を予定している。
 航空機産業では通常、機体は機体専門のメーカーで、エンジンはエンジン専門のメーカーでそれぞれに開発するのが一般的。ホンダは1社で機体とエンジンの両方の開発を手掛け、極めて珍しい存在。「より速く快適で経済的で、環境的にもすぐれたホンダらしい理想の小型ジェット機」を追求するため、機体とエンジンの両方を自社開発し、すべてをゼロから作り上げるという道を選択。1986年に研究を開始し、昨年6月に量産1号機の初飛行に成功した。
 創業者である故・本田宗一郎氏が、四輪車を手掛ける前のオートバイメーカーであった62年、航空機産業への参入を宣言。「いつかは空へ」という夢を、社是「The Power of Dreams」のとおりに結実した。

夢の力 「ホンダジェット」が日本に初飛来
羽田空港に着陸したHondaJet

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