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New Openの成田第3ターミナルを体験!

 4月8日からオープンしている、成田国際空港第3ターミナル(T3)。新生NARITAとして新たな方向を打ち出せるのか―。オープン翌日に、実際に見てきた現地の状況をお届けしたい。

 成田空港に到着し、空港のシャトルバスに乗って移動開始。第2ターミナル(T2)から第1ターミナル(T1)を経ると、目的地の第3ターミナル(T3)にたどり着く。空港関係者によれば、T2から歩いてT3に行く方が、バスに乗るよりは早いという。しかし、荷物が多い場合、徒歩15分の距離は長いと思われるので、お勧めはしない。

New Openの成田第3ターミナルを体験!

 シャトルバスを降りると、いよいよ格安航空会社(LCC)専用ターミナル、T3が見える。空港内は広告等の看板はほとんどなく、無駄のないイメージだ。搭乗手続きカウンターまでの道のりはコース案内が随所にあるが、迷っている人たちもいたので、わかりにくさもあるようだった。

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 さて建物に入ると、今までとは違う低めの天井で、工場のようにパイプ等がむき出しになっているのが目に入る。コスト削減重視、空港使用料をより安く、とはいえ外資系ショッピングセンターでも、もう少し天井が高いようにも思える。チェックインカウンターでは、まだ開港2日目だからなのか、多くのスタッフが対応にあたっていた。
 搭乗口まで進む途中には、コンビニエンスストア、土産物屋、ブランドショップが並び、突き当たりにフードコートが。寿司、ラーメン、鉄板焼、ハンバーガー、丼物、カフェなどの店がそろっている。ここでもスタッフが手持ち無沙汰な様子が目についたが、店の気合いは十分伝わってくる。

New Openの成田第3ターミナルを体験!

 フードコートが24時間オープンということもあり、まわりには長椅子ならぬ長ソファーが置かれていた。
 トイレは、高級ホテル並みにスタイリッシュ、ということはないが、シンプルで清潔感があり、好感が持てる。トイレ脇に置かれたポストも印象的だった。

 さて、出国審査のゲートに到着。出国手続きカウンターを過ぎて、ようやく見慣れた免税店が並ぶフロアーに出た。旅行のわくわく感を取り戻しつつ進んでいくと、そこには「礼拝室」が。
 中を覗くと、3畳ほどのじゅうたんが敷かれた上に、椅子が置いてある。一角はイスラム教徒用であろうスペースに区切られていた。靴を脱いで上がり、座禅を組むもよし、座って静かに祈るもよし、といったところだろうか。白い壁の普通の部屋で、入口に掲示がなければ休憩室と間違うのでは……、また、狭いから祈りに集中できるのか……などと様々な疑問を感じた。

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 いざ搭乗口へと進むと、ソファースペースや、マッサージチェアも設置されていた。搭乗口の前には充電用コンセントもあり、T2とも変わらない雰囲気だ。

New Openの成田第3ターミナルを体験!

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 搭乗には、ネットで囲われた通路を進んで、タラップを上る。機内持ち込み荷物が重い人には一苦労だろうと感じた。

 T3は、全体的に広すぎずこぢんまりしている印象なので、歩き疲れることもなく、無駄を省いたといっても必要なものはすべて揃っている。LCC専用ターミナルは日本では新しい形だが、おもてなし精神も随所に感じられて、ほどほどにバランスのとれたターミナルとも言えるのではないだろうか。東京オリンピックに向けて、また、羽田空港に負けず、他国の主要空港にも負けない新生NARITAとして、今後の躍進を期待したい。

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