アディダスが米国に靴生産のロボット工場を設立

スポーツ用品グローバル大手の独アディダスが10日、米ジョージア州アトランタでロボットによる靴の生産を開始すると発表した。当初の予定より1年前倒しして、2017年後半には生産開始し、まず来年にランニングシューズ5万足を生産するという。アトランタ・デイリー・ニュースが報じた。

今年初めにドイツでテスト稼働を開始したロボット工場「スピード・ファクトリー」と同様の形で、米国では初のケースとなる。工場面積は約7万4000平方フィート(約6900平方メートル)で、まずはランニングシューズから生産を始めて徐々に増やし、中期的には複数ジャンルの靴を年間50万足生産することを目標としている。

ジョージア州のネイサン・ディール知事は、「ジョージア州は、アディダスのようなリーダー企業がグローバルで競争するために必要な資源を積極的に提供していく」としている。

(写真はイメージ)

 
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