世界10万人の若者 6割がいじめの経験アリ ユニセフ調査

12日の「国際青少年デー」にちなんでユニセフ(国連児童基金)が実施したアンケートによると、若者10万人のうち約6割強がいじめを受けた経験があることが明らかになった。

いじめを経験したことがあると答えた回答者のうち、その原因に「自分の身体的な特徴」を挙げた人が最も多かった。その他の原因としては、ジェンダー(社会的性差)や人種などの回答もあった。経験者の約3割は、自分がいじめを受けた事実を他者に話していない。「いじめられることは普通のことだと思ったから」だと言う。また、「誰に相談すればよいか分からなかった」という回答が被害者のうち2割強ほどあった。

ユニセフのシニア・アドバイザーであるテレサ・キルベイン氏は、「ネットいじめを含むいじめの、若者へのリスクが正しく理解されていない」と指摘。「この種の暴力を終わらせるためには、いじめに関する社会の認識を広げること、教師、親、子どもにリスクを発見し報告する訓練をしてもらうこと、そして被害者に対するケアと保護とが必要なのです」とコメントした。

同調査は、U-Reportという登録者200万人超のメッセージ・アプリを活用して実施。約20カ国の地域から10万人以上の若者たちが、SNSなどを通してアンケートに参加した。

(写真はイメージ)

 
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