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ご当地自慢を探せ!(8)ドイツ、新タマネギを使ったツヴィーベルクーヘン

ドイツの季節の変わり目は、かなりきっぱりしている。9月に入ると、急にひんやりとした風が吹き始め、あっという間に日が短くなって、夏があっけなく終わる。好天に恵まれれば楽しい季節の秋。しかし筆者が初めてドイツで過ごした秋は、曇天の下、雨風が吹いていることが多い物悲しい日々だった。しかし、秋が「食欲の秋」なのはドイツでも変わらない。天候なんて関係ない、「ツヴィーベルクーヘン」があれば……。

新タマネギの季節におなじみのツヴィーベルクーヘン(Zwiebelkuchen)は、日本語に訳すならばタマネギのケーキという意味。パン生地の上に刻んだ新タマネギをぎっしり敷き詰め、これに生クリームを載せて焼く、ごくシンプルなケーキだ。しかしこのシンプルな組み合わせが絶妙においしく、この時期にパン屋さんでツヴィーベルクーヘンを見かけると、これを一切れ買って昼食を済ませることもしばしばだ。

個人的見解だが、ドイツ料理はシンプルで素朴なものが本当においしいと思う。シンプルで素朴でおいしいものに出会えると、自分の日常生活もいつもよりちょっぴり、魅力的なものに思えてくるから不思議だ。

 
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