花便り~ミズヒキ

赤い紐のように見えるこの植物はその名もミズヒキ(水引)。ご祝儀袋にかかっている、あの紅白の水引にちなんで名付けられた。水引草みずひきそうともいう。

原産地はインドで、中国からヒマラヤに分布する。日本では北海道から九州、南西諸島まで全国各地に自生している。すべて白い花のギンミズヒキ(銀水引)や、別科別属で花や葉の形は異なるが、黄色い花がミズヒキ同様に、まっすぐ伸びた花房について咲くキンミズヒキ(金水引)という植物もある。

ご祝儀袋の水引の始まりには諸説あるとされる。例えば、昔、朝鮮半島から日本に献上された品物に紅白の紐が結ばれていたのを見た日本人が、慶事には紅白を用いると勘違いしたという説や、室町時代の日明貿易で輸入品に赤と白の縄が縛られていたのを贈答品に使用する習慣と勘違いした説、また航海の無事を祈願した魔除け用の縄が変色して赤色になったという説など、実にさまざまだ。

花言葉にも、喜び、お祝いなどおめでたい言葉が並ぶ。ミズヒキを見かけたら、感謝を込めてプレゼントに添えてみてはいかがだろうか。ミズヒキでリボンを結ぶのは、ちょっと難しそうだけれど。

花言葉: 慶事、祭礼、感謝の気持ち、喜び、祝い、寿

ミズヒキ(水引):タデ科タデ属の多年草

花便り~ミズヒキ

 
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