続くエルニーニョ現象。梅雨明け遅く、雨の日が増える?

 気象庁は10日、エルニーニョ現象が「強まりつつある」との監視速報を発表した。日本列島では、エルニーニョ現象の影響により、梅雨の後半ごろに雨の日が増える可能性があり、梅雨の期間が長引くと予想される。

 エルニーニョ現象は、ペルー沖の広い海域で海面水温が高まり、その状態が1年程続く現象。5年ぶりに発生した昨年夏以降、今年2月に一旦弱まり春になって再び発達し、夏から秋にかけては更に現象が強まる見通しだ。同庁の5月の観測値では、ペルー沖の監視海域水温が基準値より1.2度高く、4月に比べると0.4度高くなっており、エルニーニョ現象の特色が一段と明確になった。

 ひとたび発生すると日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられているエルニーニョ現象。同庁は熱帯域の海洋変動を監視し、それらの実況と見通しを毎月1回10日頃に「エルニーニョ監視速報」として発表している。次の発表は7月10日14時の予定。

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