世界盆栽大会inさいたま

28年ぶりの日本開催 世界盆栽大会inさいたま

27日から4日間、第8回世界盆栽大会がさいたま市で開催される。1989年に第1回大会が同市(旧大宮市)で開催されて以来、28年ぶりの日本開催となる。300席を超える盆栽、水石などの名品を展示するほか、国内外の盆栽師によるデモンストレーションや販売市などのプログラムが予定されている。

「盆栽、~次の100年へ~」をテーマに、伝統の盆栽を受け継ぐとともに、世代を超えて愛される盆栽の可能性を世界に向けて発信する。推定樹齢1000年を超える盆栽など歴史的に価値のあるものや日本全国の愛好家が所蔵する盆栽・水石の名品約300席のほか、市内の小学生が育てた盆栽が一堂に展示される。ステージ企画では日本トップクラスの盆栽師や世界8地域から招聘された盆栽師によるデモンストレーションが行われる。海外の愛好家による「BONSAI」を映像や写真で紹介するコーナーも設置する。

開催期間は27~30日で、記念開催の「日本の盆栽水石至宝展」は28~30日。さいたまスーパーアリーナがメイン会場で、3カ所のサブ会場(大宮盆栽村、さいたま市大宮盆栽美術館、武蔵一宮氷川神社)では特別展示等が行われる。

同大会は世界中の盆栽愛好家が一堂に集い学び交流する場。1989年に初めて全世界に呼びかける形で第1回大会が開かれ、その後4年おきにアメリカ、韓国、ドイツなどで開催されてきた。

(写真はイメージ)

 
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