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世界屈指の輸送量 市民の足、桜島フェリー

桜島地域と鹿児島市を結ぶ桜島フェリー。このフェリーは市民の足として24時間運航をしている。今回は桜島で島内ドライブをするために、車ごとフェリーに乗り込んだ。

筆者が乗船したのは「第十五櫻島丸(チェリークイーン)」。竣工は 1995年1月で、20年選手という味わいのある船だ。船の総トン数は1134トン、船の長さは56.10m、船の巾は13.50m、旅客定員は738名で、車両積載能力は乗用車約64台だという。

鹿児島市内の鹿児島港から桜島港までの船旅は、片道約15分。日常的にフェリーを利用する人は車から出ない人も多いが、初めて乗船した筆者はもちろん車から降りて、船内を散策することにした。

船の2階に上がってみると、2階には室内に休憩室と売店があり、海の風を防いでゆっくり休める。鹿児島港から桜島に向かうときは目の前に桜島の全景が見えるため、壮大な桜島を、風を感じながら楽しみたくて、外のデッキに出た。

世界屈指の輸送量 市民の足 桜島フェリー

デッキにはテーブルと椅子もあり、船内で売っているうどんなどを買って食べる親子の姿も。ちなみに、この桜島フェリーの中にある、うどん・そば屋の「やぶ金」は地元の人たちに人気のお店。約15分という短い船旅の時間内で食べきれるように、注文後すぐに提供してくれる。船が進むにつれて、目の前の桜島はどんどん大きくなり、迫ってくるようだった。

世界屈指の輸送量 市民の足 桜島フェリー

到着直前に車に戻ると、周りの車の運転手もスタンバイしていた。桜島港に到着すると船首が開き、係員が手際よく誘導してくれる。車は順番に、勢いよく飛び出していった。車の場合、高速道路のようなゲートで運賃を支払うので、車を降りることなくスムーズに支払いを終えて、船を降りることができた。

船の運賃は大人160円、小児80円。車の場合の料金は車長によって異なるが、車長3m未満なら運転手1名の旅客運賃を含めて880円だ。定期便の中にはバリアフリー対応の船もあり、一日に1本の観光船(よりみちクルーズ)や貸切船もある。

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