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京野菜歳時記 ②

「京野菜」とは何か?【京野菜歳時記】

京野菜といえばおなじみなのが、聖護院大根やクワイ、エビイモなど。京都に住んでいない人でも、名前を聞いたことがあるのではないだろうか。そもそも「京野菜」とはどういった基準で選ばれているのだろうか? 今回は京野菜のカテゴリーと定義について紹介したい。

広範囲な意味での京野菜は、京都府内で採れた野菜すべてを指す。この中に「京の伝統野菜」と「ブランド京野菜」があり、この2つには厳密な定義が存在する。

まず「京の伝統野菜」の定義は、
1.明治以前の導入の歴史を有する。
2.京都市域のみならず府内全域を対象とする。
3.たけのこを含む。
4.キノコ類、シダ類(ぜんまい、わらび等)を除く。
5.栽培又は保存されているもの及び絶滅した品目を含む。
となっている。

さらに「ブランド京野菜」は、この「京の伝統野菜」の中から高規格のブランド認証基準を満たし、市場流通する生産量があるなどの基準をクリアしたものに限られる。聖護院大根、クワイ、京みず菜、鹿ケ谷かぼちゃ、九条ねぎなどがそれだ。

京野菜全般は普通のスーパーで買うことができるし、有名な錦市場にも何件か八百屋があり、そこでも購入できる。また、漬物として名物になっていたり、節句料理の定番になっていたりと、京都の日常に溶け込んでいるものも多い。一方、おいしい京野菜は京都でしか食べられないのかと思いきや、公益社団法人京のふるさと産品協会が認定する「ほんまもん京野菜取扱店」を通して、首都圏や近畿圏でも流通している。

京野菜歳時記 ②

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