ライチョウの保全にクラウドファンディングで1000万円が集まる

ライチョウ保全 クラウドファンディングで1000万円集まる

絶滅危惧種であるライチョウの保全を目的に、富山市ファミリーパークが行っていたクラウドファンディングによる資金調達が、第1次目標の1000万円に達したことを同園が10日に発表した。

同園は12月1日より「ライチョウ基金」として、全国の動物園における飼育繁殖技術確立などのためにネット上で寄付金を募集。今回、全国から826名の支援を受けて第1次の目標金額である1000万円を達成した。次の目標として1300万円を設定し、28日まで資金を募っている。増額分の300万円は中長期的にライチョウ保護増殖事業をより推進させるための仕組みづくりのために活用する。

ニホンライチョウは本州の高山にのみ生息する国の特別天然記念物。現在は絶滅危惧種に指定されており、生息数は2000羽を切ったと言われる。

画像提供:富山市ファミリーパーク
 

参考記事
ライチョウを守るクラウドファンディング始動 富山市ファミリーパーク(2017/12/04)