昆虫食「コオロギせんべい」 無印がネット販売開始

昆虫食「コオロギせんべい」 無印がネット販売開始

無印良品を展開する良品計画は13日、徳島大学と連携して開発したコオロギ粉末入りのせんべいをネットストアで20日より販売すると発表した。昆虫食先進国のフィンランドを訪問するなど情報を収集、昆虫食研究を行っている徳島大学と協業した。

昆虫は家畜と比べて、生育する際の温室効果ガス排出量や、必要な水やエサの量が圧倒的に少なく、環境負荷も軽減されると言われている。国連食糧農業機関(FAO)も、栄養価が高く環境への負荷も少ないという理由で、家畜の代替として昆虫食を推奨している。コオロギは昆虫の中でも飼育しやすく効率的に生産でき、徳島大学で研究が進められてきた。

同社のコオロギせんべいは、「フタホシコオロギ」という沖縄や奄美大島に生息する熱帯性の食用コオロギを使用。原料から製品の製造までを国内で行い、安全性の確保と安定した供給体制を整えた。温度や湿度を一定に保つことで通年産卵が可能で、食用に使用する量を生産できる。おいしく食べられるようにコオロギをパウダー状にしてせんべいに練りこみ、コオロギの味を生かすために余計な材料を使わずシンプルな配合にした。エビに近い香ばしい風味を楽しめる。なおコオロギは、エビやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれるため、エビやカニのアレルギーのある方は控えた方が良い。

コオロギせんべいは国内の限定店舗とネットストアで販売する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ネットストアでの先行販売のみに変更した。

画像提供:良品計画
 

無印良品が昆虫食「コオロギせんべい」を来春販売

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