国内初? ダイオウグソクムシの脱皮確認 鳥羽水族館

鳥羽水族館で飼育中のダイオウグソクムシの脱皮が12日に確認され、動画撮影にも成功した。ダイオウグソクムシは国内で15館を超える水族館で飼育されているが、これまでに脱皮の記録はなく、同館では今回が国内初の事例ではないかと推測している。

今回脱皮したダイオウグソクムシは個体識別番号でNo.5と呼ばれているオスの個体。体長約25cm、体重1250gで、メキシコ湾の水深約800mで採取され2012年7月に同館に入館した。1月から徐々に体の前半部の白化が進んでいて脱皮の兆候ではないかと見られていた。12日午前7時30分に見回りに来た飼育スタッフによって脱皮途中の姿が確認され、脚1本だけ引っかかって残ったが、同日午後2時頃に脱皮が完了した。

ダイオウグソクムシは脱皮の際に先に体の後半部を脱ぎ、それが硬化した後に前半部を脱ぐという習性があるが、No.5の脱皮は現在のところ後半部だけで、前半部の脱皮がいつになるかは不明。同館では「謎に満ちたダイオウグソクムシの習性を明らかにするデータのひとつになるのではないかと担当者は期待している」と述べている。

ダイオウグソクムシは、深海に生息する等脚類とうきゃくるいで、ダンゴムシの仲間。2対の触覚と7対の脚、さらに遊泳脚を持つのが特徴で、歩行だけでなく泳ぐこともできる。

 
国内初? ダイオウグソクムシの脱皮確認 鳥羽水族館

国内初? ダイオウグソクムシの脱皮確認 鳥羽水族館

(画像提供:鳥羽水族館)

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