Googleの囲碁ソフトAlphaGo、トップ棋士に4勝1敗で勝利

Googleが開発した囲碁ソフトAlphaGo(アルファ碁)は、過去10年間で最強の棋士と言われる李世ドルイ・セドル9段に4勝1敗で勝ち越した。アルファ碁が全5局のうち最初の3局で先制し、圧勝した。対戦の舞台は3月9~15日のGoogle DeepMind(ディープマインド)チャレンジマッチ。この対局について、解説者の宋泰坤ソン・テゴン9段は「囲碁棋士の間では、AlphaGoのユニークな手を目の当たりにして、囲碁に新たに目覚めたと話す棋士もいた。これまでに無理手や悪手と考えられていた手を再検討する動きもあり、AlphaGoは囲碁を既存の枠組みに囚われず考えなおす機会を与えてくれたと思う」とコメントしている。

囲碁は、チェスの指し手の10の100乗倍と言われるくらいに複雑で、コンピューターによっても可能性のあるすべての差し手を計算することはできないと言われている。

AlphaGoに導入された技術は、浅い数手から終局までをランダムな手を選択して素早くシミュレートする「モンテカルロ木探索」と、脳の神経回路をモデル化したニューラルネットワークを多層化して、各層で学習を繰り返すうちに特徴的な変数を自動的に発見する「ディープニューラルネットワーク」の組み合わせ。

AlphaGoは2015年11月にプロ棋士ファン・フイと非公開で行われた対局において5戦全勝している。

 
参考記事
最強囲碁ソフトを開発へ DeepZenGo(ディープゼンゴ)プロジェクト発足

(冒頭写真はイメージ)
 
Facebook Like!

関連記事一覧