ベネッセ、ペット関連事業拡大でVapesと資本業務提携へ

ベネッセホールディングスは21日、ペット関連メディアを運営するVapes(ヴェイプス)と業務資本提携すると発表した。ベネッセがヴェイプスの発行済み株式の35.2%を取得するとともに、相互協力することによってペット領域の事業拡大を目指す。

雑誌「いぬのきもち」「ねこのきもち」や関連するWebサイト・スマホアプリといったペットオーナー向けメディア事業を運営しており、ペット事業を今後の成長領域と位置づけ、同領域でのWebメディアの短期間・大幅な強化を検討していた。その中で、「ペット生活」「ペットフィルム」など、国内屈指の規模のWebメディアを持つヴェイプスの実績や事業シナジーを見込み、今回の戦略的提携に至ったという。

両社は、国内最大級のペットオーナー向けメディアネットワークを構築するとともに、コンテンツの相互連携や広告商品の共同開発など、各種サービスの共同展開を予定している。

ベネッセは、「進研ゼミ」などの教育事業の国内会員数が減少を続けており、教育事業に依存した事業構造から改革を進めている。

(冒頭の写真は、ベネッセホールディングス本社)

 
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