乳幼児の父親の半数が子どもとの接し方に自信がない-ベネッセ調査

ベネッセ教育総合研究所は、16日、「乳幼児の父親についての調査」を発表し、父親の子育て意欲がこの9年間で増加しているものの、子どもとの接し方に自信が持てない割合が増加していることを明らかにした。

「家事・育児に今まで以上に関わりたいと思う」父親は58.2%で、9年間で10.3ポイント増加している。しかし、父親の家事・育児への関わりの実態は大きく変化しておらず、また、「子どもとの接し方に自信が持てない」父親は44.3%で、9年間で7.8ポイント増加している。

その背景として、父親の仕事からの帰宅時間が早まっていないことが挙げられる。実際、20時台までに帰宅する父親は21時台以降に帰宅する父親よりも家事・育児を多く行ない、生活の満足度も高い傾向がある。一方、21時台以降に帰宅する父親は「子どもとの時間を十分にとれない」「子どもとの接し方に自信が持てない」などの思いを抱いている割合が高い。

同研究所は、日常の子育て行動に父親の職場環境が大きく影響しているという調査結果を受けて、父親の育児支援のために父親自身のワークライフバランスに配慮し、育児に参加しやすい職場環境の整備を進める必要があるとしている。

同調査は2014年10月、0歳から6歳(就学前)の乳幼児を持つ父親2645名を対象に実施し、05年、09年の実施につづき3回目となる。

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