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音のユニバーサルデザイン化支援システム機能強化 ヤマハ・NICT

ヤマハと情報通信研究機構(NICT)は13日、7月から開始した共同研究で、音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」のリアルタイムアナウンスや、ナレーションの自動アナウンス機能の強化を目指すと発表した。

ユニバーサルデザインとは、年齢や障害にかかわらず全ての人にとって使いやすいように作られたデザインのこと。ヤマハが開発した「おもてなしガイド」は、5月1日からイタリア・ミラノで開催されている「2015年ミラノ国際博覧会」の日本館でも公式に採用されている。導入施設では、日本語のアナウンスなどが流れているときにアプリを開くだけで、多言語化された音や文字などの情報をスマートフォンで受け取ることができる。

NICTは、世界の言語の壁を超える多言語音声翻訳技術を武器に、グローバルコミュニケーション社会創造に参入。高精度音声認識技術と自動翻訳技術を、多言語音声翻訳アプリ「NariTra」などに提供し、商用システムとして既に実用化を果たしている。

ヤマハとNICTの共同研究では、日本発の両者の最先端技術を活用し、アナウンスやナレーションに特化することで音声認識や翻訳精度を劇的に高め、「おもてなしガイド」の機能を強化していく。こうしたシステムの実用化は世界にも例がなく、本年度の実用化を目指して研究を進める予定だ。

近年ますます増加する訪日外国人観光客の利便性を向上させたり、高齢者や聴覚障がい者が暮らしやすい社会を実現させるためにも、期待が寄せられている。

(写真はイメージ)

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