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「みんなにやさしい」視覚障害者用点字誘導ブロック 東大などが開発「みんなにやさしい」視覚障害者用点字誘導ブロック 東大などが開発

「みんなにやさしい」視覚障害者用点字誘導ブロック 東大などが開発

東京大学をはじめとする共同研究グループは22日、視力が低い人にも見やすく、景観とも調和しやすい色の視覚障害者誘導用ブロックを開発したと発表。来春から発売する。ブロックは車椅子やベビーカーの利用者にも配慮した形状で、バリアフリーとデザインの両立を目指す。

誘導ブロックは、国土交通省のバリアフリーガイドライン等において「視認しやすい黄色で、周囲の路面と明確なコントラストを確保して敷設する」ことが推奨されている。しかし、「黄色」は視力が低い人にとっては認識しやすい一方で、色が目立つため、景観性を重視するデザイナーや建築家からは周辺環境と調和しにくい色として扱われていた。そこで研究グループはLIXILや日本興業などのメーカーと協力して、見えやすく、景観にも合う誘導用ブロックの開発に取り組んだ。

研究グループは、東大教授で建築家でもある隈研吾氏の助言を得ながら、さまざまな色あいの「黄色い」誘導ブロックを試作。1年間の実証試験の結果、わずかに黄緑側に寄ったクールイエローと、わずかにオレンジ側に寄ったウォームイエローの2色が選ばれた。形状では誘導ブロックの突起の角にわずかに丸みを持たせ、車椅子やベビーカーの利用者、キャリーバックを引く旅行者へのストレスが減るようにも配慮した。

「みんなにやさしい」視覚障害者用点字誘導ブロック 東大などが開発

画像提供:日本興業
(冒頭の写真はイメージ)

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